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過ぎゆく夏

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気が付けば9月になってしまいました

すっかり御無沙汰をしてしまいましたが
皆様お元気にお過ごしでしょうか?
もも&はっち はお陰さまで元気です
(今日の写真は7月の頭に撮ったものですけどね)





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今年も本当に暑い夏でしたね





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その暑いさなかに じぃじ がいなくなってしまいました





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これからはケンカをしないで仲良く暮らしていこうと思います






とか言ってるそばから夜中にフーシャーとバトルっている もも&はっち に もふもふっとよろしくね!
もふ♪っとしないと食べちゃうぞぉ~★
いつも応援ありがとうございます^^





今日はワタシの備忘録なので興味のない方はスル―でよろしくです

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3月に入ってすぐの頃
義父の右肺に3cm強の腫瘍らしき影が見つかりました

大きな病院で色々な検査をして
それが肺癌だと確定したのは4月の末でした

原因は長年の喫煙によるものだと断定されるぐらい
肺そのものの状態が非常に悪く
腫瘍に対して手術も抗がん剤もできないと言われてしまいました
治療による肺へのアプローチが重篤な肺炎を引き起こし
そのまま死に至る可能性が高いと言われました


唯一可能性がある治療法が放射線治療だったのですが
診察をしてくれた内科の先生は
色々な面を考慮して 患者本人が治療を拒むのであれば
その意思は尊重したい という言い方をされました

それはもしかしたら
治療をしない方が良いという意味なのかなぁ…と思ったのですが
義父はできる治療があるのならやって欲しいと強く希望したので
5月の連休明けすぐに放射線治療を開始すべく
がん治療の専門病院へ入院しました

約2ヶ月の放射線治療がもう少しで終わるかというところで
それまでは病気判明前と変わらず元気だった義父が
徐々に身体の痛みを訴えるようになりました
退院の前日にCT検査を受けた結果
腰に転移が見られたのですぐに転移箇所の特定をすべく
PET検査という癌を映し出す画像検査の予約を入れてもらい
一度予定通り退院をしました

前の記事で はっち がお留守番できるようになったのは
この時のことでした…

はっち は仔猫の時に裏のお宅の物置の下で鳴いている所を保護したのですが
病気の有無などを検査するまで もも と隔離するために
1階のじぃじの居住スペースにケージを置いてそこにいました
なので はっち はすっかりじぃじっこになっていて
いつも夜寝るときはじぃじと一緒に寝ていました
実際には夜は別の場所で寝ていて朝方じぃじの頭(ちなみにツルっです^^;)を
叩いたりかじったりして布団に入れてもらっていたそうです

入院中は はっち はワタシと一緒に寝ていたのですが
退院から検査までの約10日間は
また じぃじ と一緒に寝ていたようです


退院してから約10日程を自宅で過ごしたのですが
退院時の病院では普通に歩けていたのが
家に到着した辺りから痛みが強くなったようで
検査日に病院へ行く時には杖を使わずには歩けなくなってしまいました

再検査の結果は全身への転移でした

見せられた画像は上半身の中に星空が広がっているようでした
その星の一つ一つが転移した癌でした

身体の横から見た画像では
背骨がS字ラインにくっきりと写っていて
それはつまり
頸椎から腰椎までびっしりと癌が骨に転移しているということでした
一体転移箇所が何箇所だったのか…
数え切れないあの画像は今でも忘れられません

2度目の放射線治療入院は1ヶ月の予定でした

検査の翌日に検査結果を聞きに外来診察を受けて
その翌日に入院および放射線治療開始となりました

1度目の放射線治療の時から完治はできないとわかっていたのですが
2度目はできるだけ癌の進行を抑え
痛みをどれだけ和らげられるかを考えてもらった治療になりました
それでも段々と痛みが増していくようで
放射線治療と同時に緩和治療も開始されて
薬による混乱なども出てくるようになってしまいました

段々と身体の自由がきかなくなると
さすがの義父も弱気になってきて
「はっちに会いたいな~」と涙ぐんだりもしていました

ちょっと元気な時は
「こっそり はっち を連れてくればわからないんじゃないか」
などと冗談も言えたのですが
病室に もも&はっち の写真を飾って
はっち ぐらいの大きさの柔らかいクッションを身体の横に置いて
それをなでて我慢をしてもらいました

そんな状態の中で一度だけ外泊許可をもらい
1泊だけですが家に帰ることができました

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電動ベッドを借りて じぃじ の帰りを待っている もも&はっち です


電動ベッドと車いすをリースして
なんとか家に帰ったものの
いつもと違う義父の様子になかなか近寄らない もも&はっち
まぁ… しょうがないですよねぇ ^^;
それでも無理やりベッドに乗せたら じぃじ だと認識したらしく
おとなしく撫でられていましたよ

ちょうど東京から叔父が来てくれたので
我が家に泊ってもらい義父も楽しい一日を過ごせたようでした

それから徐々に寝ている状態の日が多くなっていき
予定の放射線治療を終えた時には
もう自力で起き上がる事はできなくなっていました

7月の最後の日に(治療終了の2日後)
緩和ケアの病院へ転院をしました
ストレッチャーに乗せられたまま
救急車型のタクシーでの移動になりました

この病院の緩和病棟はまだ新しく
とてもきれいなお部屋ですごく良かったのですが
残念ながら義父がこの部屋を堪能することはできませんでした

転院の日の昼食をほんの少し食べて
その後は口から食事をとることもできず
意識がはっきりとすることもほとんどなくなり
ほぼ寝たきりの状態になってしまい
それから1週間後に旅立って行きました

とてもとても穏やかな最期でした


私と義父は決して仲は良くなく
良好な関係を築く事はできませんでしたが
病気がわかってからは仕事がある夫に代わって
通院には毎回付き添い一緒に先生の話を聞き
入院後も出来る限りほぼ毎日顔を出していました

癌だと確定診断されるまでに少し時間がかかり
でも多分癌で間違いないんだろうと私達家族は思っていた時に
これからの治療を元気で受けるためにもと
夫と義父と3人で焼き肉を食べに行きました
なんせ私と義父の仲が良くないので
3人で外食するなんて本当に久し振りのことでしたが
美味しい焼き肉に義父はとっても喜んでくれました
病院に通う時にその焼き肉屋さんの前を通るのですが
その度に「あの焼き肉は旨かった!」と言っていました
ボーナスが出たらまた食べに行こうね~って言っていたのですが
残念ながらそれが叶う事はありませんでした…

義父は糖尿病の気があり
日頃から食事には気を付けていたのですが
癌の治療というのはどうしても糖の数値に影響が出るようで
治療中は病院食も糖尿用と特に気を付けていました
1度目の治療が終わって退院する時に
先生に食事などで気を付けることはありますか?と聞いたところ
好きなものを食べさせてあげてくださいと言われました
そっか… というのが正直な感想でした

でも義父は治療の妨げになったら困るからと
家に帰ってからも塩分や脂肪分を取り過ぎないようにと
気にかけていました

2度目の放射線治療入院の前のPET検査を受けた日の帰り
ちょうどお昼を過ぎたあたりだったので
お義父さんの好きなものを食べに行こうよと言ったら
「蕎麦がいい」と言いました
義父は蕎麦が特に好きという訳ではないのですが
やはりなるべく身体に良いものをと考えたようです
私としては義父には言えないものの
これが最後の外食になるのではという思いがあり
え~もっと美味しいものでもいいんじゃないの?と言ってみたのですが
「いや、蕎麦にしておく」と頑なでした
それじゃせめてもと無理やり天ぷらそばを注文して
2人で食べたのが本当に最後の外食になりました
まさか義父とふたりでご飯を食べに行く日がくるとは
思ってもいなかったんだけどな…

最後の天ぷらそばも義父は
「旨いな~」と言ってくれました

本当はもっと好きなモノを食べて欲しかったんだけどね…



最期の3日間
夫は病院に泊まり込んでいました
昼間は仕事に行き一度家に帰ってから病院へ行って
朝は病院から出勤していました

最期の日
夜の9時頃 病院の夫から
もしかしたら来てもらうかもと連絡がありました
その夜中の2時頃
来てもらった方がよさそうだと連絡があり
どしゃぶりの雨の中タクシーを飛ばして病院へ行きました

緩和ケアというのは
癌の完治を目指した治療をするのではなく
癌による痛みや苦しさ辛さを
文字通り緩和させるための治療なので
痛みを和らげるための点滴などはしているものの
心電図などは一切付けられていません
なのでここ数日寝たきりの状態の義父が
今どういう状況なのか
残りがどれくらいなのか
そういうのがなかなかわかりにくいのですが
病棟の看護師さんにはおおよその状態がわかるようで
(状態の変化をわかりやすくまとめた冊子もいただきました)
看護師さんの助言のもとに私が呼ばれました

目はあけないものの
浅い呼吸を繰り返している様子から
意識はあるような感じだったので
おとうさん!おとうさん!と何度も呼びかけました
なんとなく反応があるような感じだったので
夫にも呼び掛けるように言ったのですが
そういえば今まで夫が義父に呼び掛けるなんてことは
一度も聞いた事がないし
まして元々無口な夫は結局
じっと見守るばかりで声をかける事はありませんでした

外が白くなってきた頃
義父はゆっくりと最期の呼吸を終えました
義父が最期に聞いた声が私の声で良かったのかな…
お義父さん ごめんね


義父が息を引き取ってからは
バタバタと時間が過ぎてゆき
あれこれと考える事が多く
あっという間に月日が過ぎて行きました

葬儀のために我が家にも人がたくさん出入りして
慌ただしい日が続いていましたが
ようやく日常に戻ったかなとホッとした頃に
もも がトイレに頻繁に出入りするようになってしまいました…

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もも の病院に付き添う はっち

相変わらずのストルバイト結晶持ちに加え
ストレスもたくさんかかってしまったのか膀胱炎を起こしているようだったので
お薬をもらいに病院に来たついでに
ふたりの血液検査をしてもらい健康診断をお願いしました
お陰さまで血液検査の結果は問題なしだったので
ちょっとホッとしましたよ

もも もお薬を飲んで今は回復しています

疲れが出たのは もも&はっち ばかりではなかったようで
ついでにワタシも何年かぶりで熱を出してしまいました^^;




そんなこんな色々なことがありましたが
心身ともにようやく落ち着いてきた今日この頃です

すっかりサボり癖がついてしまったブログも
ぼちぼちと更新をしていきたいと思いますので
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
長く更新がないことを心配してくださった皆様に
心からお詫びと感謝を申し上げます


ここまで読んで下さった方がいらっしゃいましたら
長々とお付き合いいただき誠にありがとうございました


rinko







| お散歩大好き | 15:13 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

rinkoさん、何だかブログ再開を急かしたようで、ごめんなさいね。
何かあったのだろうとは思っていましたが、この夏は大変な事だったんですね。
家族とはいえ、元は他人ですからね、色々と複雑な思いもありますよ。
だけど、最後には関わってお世話出来たんですも
の、嫁の責任は果たせてますよ。
私も同じ長男の嫁としてそう思うよf(^^;

まだしばらくはのんびり出来ないでしょうけど、はっちちゃんに寄り添いつつ、ももちゃんにもモフモフと癒してもらって下さいね。

義父さんが入院中に「はっちちゃんに会いたいなぁ」と言っていたとの事、思わず泣けてきました(;_;)
そうだよね、会えなくて、あのふわふわな毛に触れないのは辛すぎるよね(ToT)

| ふくまま | 2015/09/04 17:02 | URL |

最近更新が無いなとは思っていましたが...
お父様頑張られましたね それに寄り添われた
rinkoさんもお疲れさまでした
呼び掛けるってドラマのようで現実には私も
過去出来ませんでした 祖母でしたが...
ももちゃんもrinkoさんも元気になられた様で何よりです
日を重ねて感じる悲しみもありましょうから
旦那さまもrinkoさんもお大事になさって下さいね

| ten | 2015/09/04 22:41 | URL | ≫ EDIT

そうだったんですか。本当に、色々とお疲れ様でした。
お義父様、少しでもはっちといっしょにいられてよかったですね。はっちもじぃじと一緒にいたかったよね。

ももちゃんも心配ですが、ひとまず落ち着かれているようでよかったです。


こういった疲れって後からどっとくるものです。
rinkoさんのお疲れがどうかでませんように。
北海道はもうだいず涼しいでしょうね。
ゆるりとお過ごしください。

ご冥福をお祈りいたします。

| ツバッキー | 2015/09/05 18:01 | URL |

rinkoさん、こんばんは。

じぃじさんのご冥福を心よりお祈りいたします。

時折ブログに出てくる、じぃじさんとはっちちゃんの
仲良しの様子がとても好きでした。
私も父と母を看取りましたが最後に一緒に食べた物や
食べた時の思い出が何年も忘れられずにいました。
rinkoさんの焼肉と天ぷらそばの思い出が
本当に良くわかります。

お義父さんにとって最後にrinkoさんと過ごした時間は
とても心が癒されていたと思います。
今は体も楽になってご家族の様子を見守っていると思います。

rinkoさんも時間をかけて心を癒してくださいね。
本当にお疲れ様でした。






| torakuro | 2015/09/05 21:20 | URL |

本当に大変でしたね

rinkoさん。お義父さまの看病、本当にお疲れ様でした。大変でしたね。ずいぶんと更新が無かったので、なにかあったのではと心配してはいたのですが、じいじさん旅立ってしまわれましたか・・・。でも最後にrinkoさんたちに見守っていただけてきっと満足して旅立たれたと思います。じいじさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
ももちゃんもはっちちゃんも血液検査の結果が問題なしでよかったですね。
まだまだきっといろいろな思いがあったりして落ち着いてはいらっしゃらないと思いますのでくれぐれも無理なさらないようにしてくださいね。

| youko | 2015/09/06 21:18 | URL | ≫ EDIT

そうだったのですね

お義父さまのご冥福を心よりお祈りいたします。

いろいろと大変だったのですね。
ももちゃんもはっちちゃんも大変だったね。

| harry | 2015/09/07 01:38 | URL |

お義父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。。

生前は仲が良くなかったとはいえ
病気が分かってからは精一杯のことをしてさしあげて
見送ることができて良かったですね。。

| のん福レオのお母さん | 2015/09/08 11:24 | URL | ≫ EDIT

お義父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

更新されていなかったので、どうしたのかなぁと
思っていましたが。
rinkoさん、お疲れ様でした。

>まして元々無口な夫は結局
>じっと見守るばかりで声をかける事はありませんでした

胸がいっぱいになってしまいました。
男の人って、息子って父親に対しては
きっと何も言わなくても言葉にしなくても
わかりあえるのかもしれませんね。

rinkoさん、どうぞゆっくり心も体も癒してください。
モモもはっちもおりこうさんでしたね。
じいじはきっとモモとはっちのことを守ってくれるよ。

| 梅の花 | 2015/09/08 15:51 | URL | ≫ EDIT

コメントありがとうございます♪

◆ふくままさん
いえいえとんでもない!^^
かえってご心配をお掛けして申し訳なかったです~
同じ長男の嫁でわかっていただけて嬉しいです~^^
最後の病院では、病室はさすがにムリだけど駐車場までベッドを移動させてそこで会うこともできますよと言われたのですが
残念ながら義父がそこまで元気がもちませんでした
緩和病棟って本当にすごいんだな~って思いましたよ



◆tenさん
みんなそれぞれ色々な思いがありますよね~^^
それでもきっと思いは全部通じているんだろうなって思います
ワタシは逆に黙っていられないタイプなのよね…^^;
案外義父もうるさがっていたかもしれません(笑)



◆ツバッキーさん
あんまり はっちはっち と言うもんだから
ももが拗ねていましたよ(笑)
義父が亡くなった後、家の中の準備をするためにワタシは先に帰ったのですが
バタバタしている時にはっちが一点をじーっとしばらく見ていたので
きっと義父がお別れを言いに来たんじゃないかと思います^^



◆torakuroさん
じぃじはワタシにとってはもも&はっちに余計な事をしてくれるっていう厄介な所もあったのですが^^;
もも&はっちをとても可愛がってくれたのは本当にありがたかったです
まさかじぃじとワタシの思い出ができるとは思ってもいなかったんですけどね~(笑)



◆youkoさん
ご自身も大変だった時にご心配をお掛けしました!
病気を完全にシャットアウトすることは難しいですが
やはり日頃の生活をきちんとしておくことが大事ですね~^^
お互い健康に気を付けていきましょうね!



◆harryさん
じぃじと仲良しだったはっちがワタシと一緒に寝るようになってしまって
はっちを嫌いなももがはっちを避けて一緒に寝てくれなくなってしまいました^^;
色々と人間関係(?)が複雑になって大変です~(苦笑)



◆のん福レオちゃんのお母さん
こればっかりはやっぱり仕方がないですもんね~^^;
ちっ☆と思うことが全く無かったとは言いませんが(笑)
お世話をされる方もする方もそれなりに歩み寄れたかな~と思っています
ちょっとだけ肩の荷がおりました~^^



◆梅の花さん
普段から「お父さん」でも「オヤジ」でも呼びかけるクセがあれば
きっとなんらかの言葉を発する事ができたのかも…と思ったりしますが
ホント言わなくてもきっとわかりあっているのでしょうね~^^
それがお互い独りよがりでないことを祈るばかりですが…(苦笑)
でもやっぱり口に出して思いを伝えるのが一番だと思うので
息子さんには是非お父さんとの会話を勧めてください!^^

| rinko | 2015/09/09 09:35 | URL | ≫ EDIT

こんばんわぁ~♪

お義父様のご冥福をお祈りいたします。

更新がないからもしや(入院とかなさってましたから)と思ってましたがそうだったのですか。
暑いさなか大変でしたね。入院、葬儀と続く大変さはよくわかります。どうぞ涼しくなってきた今から疲れが出ないよう祈ってます。
またゆっくりと、ももちゃんはっちゃんの写真を見せていただけるよう楽しみにしています。

| hana_hanadesu | 2015/09/15 18:51 | URL |















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